ライフの学校について

MISSION

支えあって、学びあって 
すべてのひとの「人生」を豊かに。

日々のケアの中には、
いのち」や「暮らし」や「生きる」についてのたくさんの学びがあります。

この学びをたくさんの人たちと分かちあいたい。
そう思った私たちは、福祉施設を地域にひらき、学びあいの拠点にすることにしました。

それが「ライフの学校」です。

日々、人生の先輩である高齢者や障害のあるひととの対話から「いのち」や「生きる」が学べます。
週末には、こどもをはじめ地域の人たちが参加する「暮らし」を学ぶプログラムがあります。

支えあって学びあうって、楽しい。
そのことに気づいていくことで、ひととひとがやさしく支えあえる社会にしていきたいと思っています。

社会福祉法人ライフの学校、2020.4.1、開校しました。

LOGO DESIGN

3つの「L」が形づくる、これからの社会福祉法人のあり方

  • L=LIFE:暮らし

    高齢者、障害者、地域の大人、子どもたちなどの多様性を受け入れ、オープンに繋がる様子を「ふたつ屋根の下」で表現しています。

  • L=LIFE:生きる

    誰もに居場所と出番があり、生きる理由があるということを、眼前に果てしなく広がるグリーンのフィールドで表現しています。

  • L=LIFE:いのち

    多様性を受け入れる「ふたつ屋根の下」に、誰しもが活躍できるフィールドが広がることで、いのちを意味する「ハート」の形が浮かび上がります。

MESSAGE

「いのち」に触れること、
それは「生きる」を学ぶこと。

核家族化がすすみ、地域のつながりが希薄化した現代は、「いのち」に
ふれる機会が少なくなり「いのち」のバトンを渡せない社会になって
しまいました。

そこで私たちは、老人ホームなどの社会福祉施設を
「地域にひらかれた学びの場」にすることにしました。

毎日開催している
プログラムに参加した地域のこどもたちが、
地域で生まれ育ったじいちゃん、ばあちゃんたちと触れ合うことで
それぞれの「生きる」を大切にするかもしれない。

「ライフの先生」としてプログラムに参加するご高齢者たちは、
地域のひとたちと触れ合うことで刺激を受け、
「生きがい」を感じ、人生の最後まで笑顔でいられるかもしれない。

「いのち」に触れること、それは「生きる」を学ぶこと。

こども、障害のあるひと、高齢者、地域のひとたち、みんなが支えあって学び合うことで、
さまざまな問いが交錯する場となり、ひとりひとりの人生が豊かなものになっていく。
私たちは、そのような社会をつくってきたいと思っています。

共に愉しく。

社会福祉法人ライフの学校 理事長 田中 伸弥

社会福祉法人ライフの学校 理事長

田中 伸弥

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LIFE no NIWA

ILLUSTRATION : MIHO TOMINAGA

ライフの学校は、地域と施設とを隔ていた壁(生垣)を取り払い、地域にひらかれた庭を作りました。 この庭には、かつての嫁入り道具のようにやってきた家具や植木、まちの片隅に眠っていた懐かしい道具などが運ばれてきました。 誰かの物語や土地の記憶が集まり、交差する庭。 ここに暮らすお年寄りはもちろん、学校帰りのこどもたちや地域に暮らすみなさんが気軽に触れ合える憩いの場です。 誰かを支えたり、支えられたり、そんなやさしい社会をつくっていくための地域コミュニティの拠点にしていきたいと考えています。

  • もともと地域に眠っていた家具や置物が
    「嫁入り道具」としてやってきた!?

  • 樹木や置物にはQRコード付きのタグが! スマホをかざすと、
    さて何が見えるかな?

  • 学校帰りのこどもたちがおばあちゃんたちと触れ合える場所。
    町にあった古い道具を学べる場所でもあります。

  • 嫁入りされてきた道具や植物が記載された
    「嫁入りの庭の地図」があります!